匠工房のリフォームお悩み相談室③|あなたの疑問にお答えします!
- 投稿日:2021年 3月22日
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こんにちは!滋賀のリフォーム店 匠工房の山中和樹です。今回は、お家に関するお客様のお悩みにお答えしていきたいと思います。
1.自宅にホームジムを持ちたい
自宅マンションでホームジムをしたいと考えています。
ただ、ダンベルの重さや音で階下の人に迷惑をかけないか心配です。リフォームで床の防音対策はできますか?
A.大抵のマンションは、防音性の高いフローリングを使用するよう決められています。多いのはLL-40やLL-45の遮音等級基準を満たしたフローリング材です。遮音等級とは、下のお部屋にどのくらい音が伝わるかを示したものです。数字が小さくなるにつれて遮音性が高いことを意味しています。
LL-45は、人の足音が気にならないレベルです。しかし、いくら防音性の高いフローリングを貼ったとしても、完全に音が消えるわけではありません。トレーニングで重量のあるダンベルなどを扱う場合は、トレーニング用の厚手のゴムマットを敷いたり、大きな音が鳴らないよう器具の取り扱いに気を付けたり、深夜のトレーニングを控えたりなどの配慮が必要だと思います。
また、マンションでのリフォームは一般的に管理組合の事前承認を得なければなりません。工事日から逆算して申請書類を用意し、提出、承認をもらわなければなりませんのでご注意ください。
マンションリフォームについてはコチラもご一読ください!
→マンション住人のためのリフォーム
2.人気のリフォームやお家ってどんなの?
今流行っているお家はどんなお家ですか?
A.最近のご要望として多いのは、テレワークスペースの確保や玄関を入ってすぐ手が洗える手洗台の設置なのです。生活様式の変化がリフォームやお家づくりにも影響していると感じます。
内装などでは、以前からブームだったカフェ風インテリアやアメリカンヴィンテージスタイルが未だに人気です。オシャレな家といっても感じ方は人それぞれです。匠工房のインスタグラムやピンタレストでは、様々な施工事例写真を掲載しています。是非参考にしてみてくださいね。
新しい生活様式についての記事はコチラ
→新しい生活様式リフォーム4選
3.ヒートショックが心配
ニュースでヒートショックが原因で亡くなった方を取り上げていました、私も還暦を迎えすごく心配です。家の中の寒暖差をなくすには何がいいでしょうか?
A.お家の中で寒暖差が大きく出るのはトイレや洗面所、お風呂です。
室内での温度差が出ないように断熱材を入れたり内窓を付けたりして断熱性を高め、加えて暖房機を導入することで基本的に暖かいリビングなどとの温度差が小さくなります。
そうすることによって、ヒートショックの危険性を少しでも減らすことができます。
4.リノベーションか、建て替えか?
古い我が家をリフォームするか、いっそ建て替えようか迷っています。
A.愛着ある住まいを残してリフォームするか、それとも一新して建て替えするか悩みますよね。リフォームしたい内容や問題点と予算とを照らし合わせてご検討いただくのが一番だと思います。
リフォームのメリットは規模によってコストを抑えられ、短期間で工事をすることができます。お家自体は変わらないので増築などをしない限り固定資産税などが変わることもありません。思入れのあるお家を残しつつ、住みやすくすることができます。デメリットとしては、工事が始まってからシロアリなどの問題が発覚することがあり、追加費用が発生したり、規模によっては新築より高くつく場合があることです。また、建て替えに比べると間取り変更の自由度にも限界があります。
一方建て替えは、間取りなどが自由に決められるので、既存のお家の不満をほぼ解消できるのが最大のメリットです。しかし、地盤調査費や解体処分費など、リフォームではかからない費用がかかってしまいます。
匠工房では大規模なリフォームも建て替えも対応しております。住まいのお悩みを伺った上で、最適なプランをご提案させていただきます。
建て替えとリフォームの違いについての記事はコチラ
→リフォームと建て替え、どちらがいい?
5.背面キッチンを対面キッチンに!
背面キッチンを対面キッチンにリフォームできますか?
A.背面キッチンから対面キッチンにリフォームすることは基本的に可能です。対面キッチンは、リビングやダイニングに向かってお料理をすることができるので家族とのコミュニケーションが取りやすく、開放感を感じることができるキッチンタイプです。新築では一番ポピュラーな形とも言えます。しかし、対面キッチンにすることでキッチンスペースを広く取る必要が出てくるため、リビングダイニングが少し狭くなることがある点に注意が必要です。
キッチンについての記事はコチラ
→キッチンの種類について
いかがでしたか?少しでも参考になれば幸いです。
次回は、屋根リフォームのカバー工法についてお話しします。