お風呂の寒さ対策リフォーム|お風呂リフォーム
- 投稿日:2020年 3月 9日
- テーマ:お風呂リフォーム
こんにちは!滋賀のリフォーム店 匠工房の藤井信秀です。今回も、お風呂リフォームについて解説していきます。
冬に寒いお風呂に入るのは辛いですよね。寒い季節によく耳にするのが「ヒートショック」。
ヒートショックとは、寒暖差の激しい場所への移動によって血圧が急に上下し、最悪の場合は心肺停止にまで至ってしまうという恐ろしい現象のことをいいます。
冬場の入浴時は、暖かい部屋から移動することによって体温が低下し血圧が上昇し、湯舟に浸かることで血圧が急激に低下する可能性が高いので、特に注意が必要です。居室とお風呂場との温度差をできるだけ縮めてあげることが重要です。
今回は、ヒートショックも防ぐ、お風呂の寒さ対策リフォームについて解説します。
窓をかえる
浴室だけに限ったわけではありませんが、室内の温度が出ていくのは約6割が窓からだそうです。したがって、窓の断熱性能を上げることによってお風呂全体の室温を下げにくくすることができるといえます。
窓の断熱性能を上げるためには2つ方法があります。1つ目は断熱効果の高い窓に取り替えること、
2つ目は内窓を設置することです。断熱効果の高い窓とは樹脂を使用した窓枠や、ペアガラス(複層ガラス)の窓のことを指します。基本的に1日で工事できるリフォームなので、手軽に行えて効果の高いリフォームであるといえます。
在来工法からユニットバスに変える/壁や床を断熱性能の高い素材に変える
在来工法は、ユニットバスに比べて隙間が多いため、どうしても断熱の効果は低くなってしまいます。ユニットバスに交換するだけでも随分違ってくると思います。
また、壁面パネルや床に断熱性能の高い素材を選んだり、床暖房を取り入れるともっと暖かいお風呂を実現できます。現在は保温性の高い浴槽も出ているので、断熱対応浴槽を選ぶことも重要です。
ただし、お風呂そのものを入れ替えるリフォームになるので、一番コストのかかる寒さ対策となります。
浴室暖房乾燥機を設置する
浴室暖房乾燥機を設置して、入浴前にお風呂場を温めておくのも効果的です。天井や壁に後付けできる商品があるので、それをつければ換気から洗濯物の乾燥にまで使用することができます。
お風呂の扉を開けっ放しにして、洗面所の扉を閉めておけば、洗面所まで温めることができるのでオススメです。
しかし、お風呂場そのものの断熱性能が低いと熱がどんどん逃げてしまうので、お風呂場全体の断熱性能を上げることをオススメします。
まずは手軽な寒さ対策
お金をできるだけかけずに手軽な寒さ対策を試してみたい、という方にオススメしたいのは以下の3点です。
・浴槽にお湯を張るとき、浴槽蓋を開けたままにする。
お湯の蒸気でお風呂場全体を温めることができます。しかし、お湯が冷めやすく、カビが出やすいのがデメリットです。
・洗面所にヒーターを置き、お風呂場も一緒に温める
お風呂場の扉を開けっ放しにし、洗面所とお風呂場を同時に温めることで気温差を埋めることができます。
・寒さ対策グッズを駆使する
ホームセンターには様々な寒さ対策グッズが販売されています。例えば、冷たい床に敷くお風呂用マットや窓に貼る断熱シートなどです。
できるだけ低コストで寒さ対策をしたいという方は、一度試してみてはいかがでしょうか?
最後に、匠工房で施工したお風呂リフォームの施工事例をご紹介します。
【あったかお風呂!タイル風呂から一新】 | 【お風呂も玄関も断熱仕様!ほっとなリフォーム】 |