ユニットバスと在来工法|お風呂リフォーム
- 投稿日:2020年 2月24日
- テーマ:お風呂リフォーム
こんにちは!滋賀のリフォーム店 匠工房の中村太亮です。今回は、お風呂リフォームについて解説していきます。
お風呂リフォームのタイミング、見逃さないで
皆さんは、いつがお風呂のリフォームの適切な時期か、ご存じでしょうか?
お風呂は毎日湯水がかかる場所です。十数年ほど経つとどんなに気を付けてお掃除していてもカビや汚れが目立ってきます。
20年を過ぎると劣化が加速したり内部に水が侵入し腐食してしまったりする可能性が高くなります。お風呂リフォームは20年程を目安に検討することをオススメします。
また、以下の項目に当てはまる場合は早急にリフォームをするべきタイミングです。できるだけ早目にリフォーム会社に見てもらってください。
・20年以上、お風呂のメンテナンスをしていない
・お風呂の壁や床、浴槽にひびなどがある
・洗面所など、浴室の周りのお部屋の床がぶよぶよしている
・排水がしにくい・カビがひどい
・水栓の温度調整がききにくい
・お風呂部分の外壁に水の跡がある
洗面所などの床がぶよぶよしていたり、外壁に水の跡がある場合は、劣化が進行して構造部を腐食させ始めている可能性が特に高いです。構造部が腐食してしまうと、その部分を修繕する費用までかかってしまうことになります。
そうならないためにも、20年程を目安に床下のチェックをしてもらうなどメンテナンスをしてもらう必要があります。
在来工法とユニットバス
あなたのお家のお風呂は在来工法ですか?ユニットバスでしょうか?
在来工法とは、床や壁をコンクリートなどで作り、周囲を防水加工した上で
タイルを床や壁に貼ったお風呂のことをいいます。
在来工法の良い所は、現場で一から浴室を作り上げていくため、こだわった浴室にすることができるところです。例えば檜風呂にしたり、海外にあるようなオシャレなバスタブを置きたいなどのご要望に沿うことができるのです。
ただ、床や壁を現場でつなぎ合わせるため、防水の面で不安が残ります。きちんと水漏れしないよう施工しないと構造部の腐食につながってしまいます。
その点が安心なのがユニットバスです。ユニットバスは工場で浴室の各パーツを
製造し、現地で組み立てるお風呂のことをいいます。最近はほとんどの新築でユニットバスが導入され、リフォームでも在来工法からユニットバスへ移行されることがほとんどです。
ユニットバスは防水面が安心なだけでなく、スキマがないことから断熱性に優れています。また現地で施工する在来工法に比べて、ユニットバスはその場で組み立てるだけなので、工期も短くて済みます。
しかし、ユニットバスは工場生産であることからサイズやデザインが限られているので、在来工法までの自由度がありません。天井や壁などをすべて解体しなければならず、大がかりな工事になってしまったり、そもそも施工自体が難しい場合もあります。
寒いお風呂からの脱却!
お風呂のリフォームのお問い合わせで一番多いのは、「お風呂が寒い」です。在来工法のお風呂はユニットバスほどの断熱性能がありません。
滋賀の冬は厳しいですから、お風呂の寒さにお困りの方は是非ユニットバスへのリフォームをご検討ください。
以下は、匠工房が手掛けたお風呂リフォームの施工事例です。
【冬への備え】 | 【お風呂をシステムバスに★】 |
次回は「お風呂の狭さを解決するためには?」をテーマにお届けします。