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外壁塗装の種類と特徴について|外壁・屋根リフォーム
- 投稿日:2020年 1月27日
- テーマ:外壁・屋根リフォーム
こんにちは!滋賀のリフォーム店 匠工房の中島凌太です。前回に引き続き外壁塗装についてお話しします。
外壁塗装の塗料には種類やグレードがあります。それぞれに特徴や耐久年数などの違いがあり、良いものほど値段も上がっていきます。
今回は、そんな外壁塗装の塗料について解説します。
水性塗料と油性塗料
外壁塗料の種類には、まず大きく分けて2つあります。水性塗料と油性塗料です。これは塗料を溶かしている溶剤が水なのかシンナーなのかによって分けられます。水で薄めている場合は水性塗料、シンナーで薄めている場合は油性塗料ですね。
油性塗料はかなり臭いがきつい塗料ですが、水性塗料に比べて持ちが良いのが特徴です。
一方水性塗料は油性塗料に比べて環境に良い塗料で、臭いも比較的少ないです。
しかし、水性塗料に対応していない外壁や下地も多々あり、必ずしも水性塗料が使用できるわけではないのが現状です。しかし、環境にも優しく臭いが少ない水性塗料の注目度は高く、日々研究が進められています。
艶有塗料と艶なし塗料
塗料の種類によっては、艶有りなものと艶がなくマットな仕上がりになるものがあります。艶なしの塗料は、艶有塗料に添加物を混ぜているものになるので艶有塗料に比べて耐久性が劣ります。
しかし、マットな仕上がりになるので高級感があり和風なお家にとても合います。ご自分のお家の雰囲気に合う種類を選ぶことをオススメします。
塗料のグレード
外壁塗料には水性塗料と油性塗料があるとご説明しましたが、これらはさらに4種類ほどのグレードに分けられます。耐久性の順番に並べるとアクリル<ウレタン<シリコン<フッ素です。
アクリルやウレタンは耐久性が5年~10年で、外壁塗装に使われることはほぼありません。一番オーソドックスな塗料はシリコンです。シリコンは汚れに強く紫外線に対する耐久性も高い塗料です。10年~15年ほどもつ塗料として、外壁塗装では最もよく使われています。
フッ素は耐久性に優れている塗料です。15年~20年ほどはもつといわれています。大きな建物にもよく使用されているほどの塗料です。シリコンに比べると高価な塗料ですが、その耐久性の高さからフッ素を選択される方も多数いらっしゃいます。
無機塗料とは、塗料の原料に無機物と有機物を混ぜたものをいいます。無機物は紫外線で劣化することがありません。そのためフッ素を超える20年程の耐久性をもつ塗料であるといえます。高い効果が得られる分、値段も高くなりますが耐久年数のことを考えるとコストパフォーマンスが悪いとは言えないのではないでしょうか。
外壁塗装と同時にコーキングの打ち直しも!
どんなに耐久性の高い塗料を使用したとしても、10~15年ごとにメンテナンスが必要になる箇所があります。
それはコーキングです。
コーキングとは、外壁材と外壁材の間の目地(溝)を埋めているもので、外壁材同士の間から水が入るのも防止してくれています。
このコーキングも、外壁と同様に劣化していき、放置すると雨漏りなどを引き起こしてしまいます。
このコーキングの打ち直しも、施工には足場が必要です。
したがって、いくら20年以上耐久すると評判の塗料を使用したとしても、コーキングのメンテナンスが定期的にやってくるのでそのたびに足場代もかかってきてしまうのです。
足場代やコーキングのことを考慮すると、「耐久性の高い高価な外壁塗料を選ぶべき」とは一概にはいえませんね。
塗料を選ぶポイントは?
基本的にどのお家にも使用できる塗料はありません。お家の状況や外壁の材質や状態に合った塗料を選ぶことが必要です。
まずは外壁の状態を専門家に見てもらい、どういったメンテナンスが必要なのかを把握します。
そのあと、遮熱や断熱、防水などといった付加価値をどの程度求めるのかによってオススメする塗料が変わっていきます。
上記でお話しした通り、塗料はかなりの種類がありますので、ご自身で選ぶのは大変だと思います。外壁塗装の専門家に相談しながら、予算に合ったメンテナンスをすることが大切です。
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最後に匠工房の外壁塗装の施工事例をご紹介します。
【耐久年数を考えて】 | 【ガラリとイメージチェンジ★】 |