下水道と浄化槽と汲み取り式|リフォーム基礎学






こんにちは!滋賀のリフォーム店 匠工房の古屋雄大です。今回は下水道と浄化槽、汲み取り式についてお話しします。



滋賀県は地域によって下水道が取っている地域、浄化槽の地域、汲み取り式の地域があります。下水道が整備されている中で、浄化槽や汲み取り式からの切り替えをご依頼いただくことも多いです。




下水道について



家庭から出るトイレの汚水や台所・お風呂から出る雑排水をまとめて下水道に流します。下水道.jpg
下水処理場では生活排水をキレイに処理してから河川などに排出します。




浄化槽や汲み取り式から下水道に切り替えるときには受益者負担金を支払う必要があり、その後は下水道使用料が発生します。





浄化槽について



家庭から出る汚水や雑排水を地下の浄化槽で浄化した後に、道路の側溝などに排出します。浄化槽.png



浄化槽は、微生物が汚水や雑排水を分解して浄化します。そのため、法律で定期的な清掃と点検をするように定められています。



浄化槽には個別浄化槽と集中浄化槽があります。個別浄化槽はそれぞれのお家の敷地地下に埋まっているので、清掃や点検をする業者さんや車両が自宅に定期的に来ます。



集中浄化槽はその集落一体のお家の汚水や雑排水を一か所に集めて浄化します。この場合、業者さんや清掃車両などが自宅に来ることはありません。



汲み取り式について



汲み取り式はトイレ汚水をそのままタンクに貯め、定期的にバキュームカーで汲み取り式.png
汲み取る仕組みのことをいいます。



トイレ部分は昔ながらのボットン便所と簡易水洗トイレがあります。



下水道が通ったら是非切り替えを!




浄化槽は定期的な清掃と点検が必要です。また、個別浄化槽は浄化しているとはいえ使用中は悪臭が発生する可能性があります。定期的に敷地内に人が立ち入る時間が発生します。
さらに浄化槽本体も寿命があります。20~30年ごとに地面を掘り返して浄化槽を交換する必要があります。




汲み取り式は汚水がそのままタンクに貯まっているだけなのでとにかく悪臭がするのが難点です。定期的に汲み取りが必要にもなります。




一方下水道は敷地内に汚水や雑排水が貯まることがないので使用している間は悪臭が問題になることがなく、衛生的でもあります。




自治体によっては、浄化槽や下水道への接続に補助金が出る場合もあります。臭いや衛生面のことを考えて
うまく補助金を使った浄化槽や下水道への切り替えをオススメします。



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