漆喰の抗菌作用でウイルスを撃退!

  • 投稿日:2020年 5月 3日
  • テーマ:その他





耐久性の高さや調湿効果などがあることから一定の人気があり、壁などに使われる漆喰。夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができ、耐火性やメンテナンス性にも優れています。


そんな漆喰ですが、実は抗菌効果があることをご存知でしたか?




漆喰に抗菌作用があるのはなぜ?


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漆喰の主成分は消石灰です。消石灰は細菌の生育や増殖を抑える作用があります。0401291.jpg
鳥インフルエンザが流行した際、養鶏場に何かが散布されている映像をテレビでご覧になったことがありませんか?あれは、殺菌のために散布されていたものが消石灰です。







消石灰とは、元々サンゴがもとになった石灰岩から作られたものです。強アルカリ性で、顕微鏡で見ると細かい孔がたくさん開いているのが分かります。この孔が細菌やウイルスを吸着し、強アルカリ性でウイルスなどの増殖を抑制してくれるのです。




漆喰が有効なウイルスとは?




漆喰には抗菌作用があるというお話をしましたが、すべてのウイルスに有効というわけではありません。ウイルスにはエンベローブウイルスとノンエンベローブウイルスという2種類が存在します。




漆喰が有効なのはエンベローブウイルスです。エンベローブウイルスとは、virus_corona.png
インフルエンザウイルスやヒト免疫不全ウイルスといったもののことを指し、その大部分が脂質で出来ています。つまり、インフルエンザウイルスなどは
エタノールや石けんなどで容易に破壊することができます。





漆喰は、水で練った状態にするとアルカリ水溶液となります。アルカリ水溶液は腐食性があり脂質を加水分解する性質があります。つまり、エンベローブウイルスであるインフルエンザウイルスなどは、漆喰に吸着すると不活性化させることができます。



新型コロナウイルスはエンベローブウイルスに分類される




連日人々の生活を脅かしている新型コロナウイルスは、インフルエンザウイルスと537370_s.jpg
同じエンベローブウイルスに分類されます。つまり、上記の理論でいくと漆喰は新型コロナウイルスに対しても有効である可能性があるといえます。




家族の健康を守るために、漆喰を壁や天井に使用することはとてもオススメです。是非ご検討ください。少しでも安心した暮らしをしていただけるよう、私たちもできることをしていきたいと思います。






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