ペニンシュラキッチンって?|キッチンリフォーム
- 投稿日:2022年 6月27日
- テーマ:キッチンリフォーム
こんにちは!滋賀のリフォーム店 匠工房の田代 一生です。今回はキッチンの種類の1つ、ペニンシュラキッチンについてお話しします。
1.ペニンシュラキッチンって?
ペニンシュラキッチンとは、キッチンの左右どちらかが壁にくっついているキッチンのことをいいます。ペニンシュラは英語で「半島」という意味があります。キッチンの両サイドが壁にくっついていないアイランドキッチンは「島」という意味なので、なぜペニンシュラと呼ばれているのか分かりやすいですね。
2.ペニンシュラキッチンのメリット
2-1.コミュニケーションが取りやすい
ペニンシュラキッチンは対面キッチンなので、キッチンやダイニングにいる家族とコミュニケーションが取りやすいです。また、キッチンからリビングやダイニングを見渡すことができるため、小さなお子様のいるご家族にもオススメです。
2-2.間取りの自由がある
両側から行き来できるよう十分なスペースが必要なアイランドキッチンとは違い、片側を壁付けするペニンシュラキッチンはコンパクトなスペースでも設置することができます。
2-3.開放感がある
ペニンシュラキッチンは背面キッチンのように周囲が壁で囲われているわけではないので、非常に開放感があります。キッチンからダイニング・リビングへと視界が抜けるので閉塞感を感じることもありません。
3.ペニンシュラキッチンのデメリット
3-1.ニオイや煙が広がりやすい
対面キッチンであるペニンシュラキッチンでは、調理中のニオイや煙が広がりやすいといえます。できるだけ部屋に広がらないよう、料理中は換気扇を常に回すなどの工夫が必要です。
3-2.収納スペースが少なくなりやすい
ペニンシュラキッチンを採用する場合、開放感を実現するためにも吊戸棚を設置しないケースの方が多いです。下部の収納のみが収納スペースとなってくるので、収納量には注意が必要です。しかし、背面にカップボードを置いたりパントリーを設けたりすることで収納の少なさを補うことができます。カップボードなどを置けるスペースを確保した上でキッチンが置けるよう計画しましょう。
3-3.油や水が飛びやすい
ペニンシュラキッチンは前に壁がないため、油や水が飛びやすいです。飛びはねを軽減するために腰壁を高めに立ち上げたり、ガラスでできたオイルガードを設置したりと工夫する必要があります。
4.施工事例
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5.まとめ
・ペニンシュラキッチンは家族とのコミュニケーションが取りやすく、開放感のある対面キッチンです。
・ニオイ問題や油はね問題などのデメリットもあるので対策する必要はあります。