屋根の葺き替え工事って?3つのメリットも紹介|屋根リフォーム





こんにちは!滋賀のリフォーム店 匠工房の藤井瑞希です。永くお家に住むためには屋根のメンテナンスが欠かせません。 屋根のメンテナンスには、塗装・カバー工法・葺き替えがありますが、今回は葺き替えについてお話ししていきます。



1.屋根の葺き替えとは?



屋根の葺き替えとは、既存の屋根を取り外し、新しい屋根に取り替える工法のことを言います。屋根を一度取り外すため、かなり大きな工事となります。屋根の葺き替え工事の工程とメリット・デメリットについて見ていきましょう。

屋根の葺き替えは、屋根材や下地の傷みがひどい際に行ないます。定期的にメンテナンス費用しておけば葺き替えをする機会はあまりありませんが、屋根材によっては検討すべきタイミングはあります。

例えばスレート屋根。スレート屋根は約10年ごとの塗装が理想ですが耐用年数としては約20年と言われています。10年ごとにメンテナンスを行い、塗装では直らない反りなどの症状があれば葺き替えを検討すべきです。
また、金属屋根の耐用年数は20~30年と言われています。メンテンナンスの際にサビや腐食が見つかった場合は葺き替えをする必要があります。
最後に瓦屋根ですが、耐用年数は約40~60年ととても長持ちします。基本的に塗装の必要もなく、下地が劣化した場合は瓦はそのまま使用した葺き直しをすることもできます。よほど全体的に劣化していたり雨漏れが起きたりしない限りは葺き替えの必要はあまりありませんが、定期的なメンテンナンスは重要です。


2.葺き替えの工程


①屋根の解体 yanetekkyo.jpg

足場を組み立てた後、既存の屋根を解体して撤去していきます。足場工事と既存の屋根の解体合わせて2~3日ほどかかります。




②下地の補修とやり直し yanesitazi.jpg


屋根材の下にある下地をキレイにします。屋根材と同じく、下地も経年劣化していきます。雨水が入り込んでしまっていれば腐食の恐れもありますので、状態を確認してやり直しをしたり補修をしたりします。下地をしっかり補修しないと、その上の屋根がはがれやすくなってしまいますので、屋根がキレイに乗るよう調整していきます。この作業は1~2日ほどかかります。




③ルーフィング貼り bousuisi-to.jpg


防水シートとも呼ばれるシートを上から屋根全体に貼ります。防水シートは雨漏りを防いでくれる最後の砦です。この作業は1日で終わります。




④屋根材を貼る yanehari.jpg


屋根材を貼っていきます。屋根を貼るだけでなく、雨が入らないよう隙間を板金で覆っていきます。雪が降ったときのために雪止めの設置も行なっていきます。これらの作業には2~5日ほどかかります。こうして屋根が完成したら、足場を崩して屋根葺き替え工事の完了となります。



3.葺き替えのメリット

3-1.お家の寿命が延びる


屋根材の下地からメンテナンスをすることができ屋根材自体も新しくなるので、メンテナンスはしばらく必要なくなります。既存の屋根を使用し続けた場合、10年ごとに塗装をしたとしても屋根材自体の劣化が止まるわけではありません。加えて下地なども経年劣化します。だんだんと短くなるメンテナンスサイクルが、葺き替えをすることによって伸び、次回のメンテナンスまでの期間が長くなるのは大きなメリットです。



3-2.屋根のイメージチェンジができる


屋根材をまったく違うものに変更することができます。外観をイメージチェンジできるのも魅力ですね。



3-3.耐震性の向上


既存の屋根より軽い屋根材を選択することができます。屋根が軽くなることによって耐震性を向上させることができます。




4.葺き替えのデメリット



屋根をすべて取り替えることになるので、材料費がかかります。さらに、既存の屋根材等を処分するための処分費も必要となるので、結果的にカバー工法に比べて費用が高くなってしまいます。費用を抑えて屋根メンテナンスをしたいということであれば、カバー工法のオススメします。



5.まとめ



屋根の葺き替えは、屋根を真新しい状態にすることができるので費用は必要ですがお家を長持ちさせたりイメージチェンジしたい方にオススメしたい方法です。


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