②何で選ぶ?トイレを選ぶ基準について|トイレリフォーム
- 投稿日:2019年 12月 9日
- テーマ:トイレリフォーム
こんにちは!滋賀のリフォーム店 匠工房の上田滉大です。
前回に引き続き、トイレリフォームについてお話ししていきます。
前回はトイレ交換のタイミングやトイレリフォームをするメリットについてご紹介しました。
実際にトイレリフォームをしたいなと思ったとき、どういった基準でトイレを選べばいいのでしょうか?まずはトイレの種類についてご説明いたします。
トイレの種類
トイレのタイプには大きく分けて2種類あります。
①タンクレストイレ
その名の通り、タンクのないトイレのことです。給水管とトイレを直接つなぐので、タンクに水を貯める必要がなく、連続洗浄が可能です。メリットはタンクがない分シンプルでデザイン性が高い点と、掃除が楽な点です。一方デメリットは、水圧に頼って洗浄していることから、水圧が弱いお家だと設置しても流れにくかったり詰まりやすかったりしてしまう点です。
(図:LIXILカタログより)
②タンク付きトイレ
従来通り、タンクに水を貯めて洗浄するタイプです。タンクに水を補充すれば使えるので、停電時や断水時にも使用可能なトイレです。タンクレスとは違い、水圧に関係なく高層マンションなどでも使用できます。(図:LIXILカタログより)
タンク付きトイレにはさらに3つの種類に分けられます。
②-1 組み合わせトイレ
一番オーソドックスなトイレタイプです。便器や便座などがそれぞれ別商品となっていて、それらを組み合わせているトイレになっています。メリットは、タンクレストイレなどに比べて安価なことと、壊れてしまった部分だけの交換が可能であることです。例えば便座だけが壊れてしまったら、それだけを交換することができるので将来的なリフォームも安価で済みます。しかし、組み合わせてあるが故に、その繋ぎ目のお掃除は少し大変かもしれません。
(図:TOTOカタログより)
②-2 一体型トイレ
組み合わせトイレをすべてくっつけたトイレが一体型トイレです。繋ぎ目がないのでお掃除が楽であり、見た目もスッキリしているのが特徴です。しかし、一体型なので、組み合わせトイレと違ってどこかが故障すれば、トイレを丸ごと交換しなくてはいけないのがデメリットであると言えます。(図:TOTOカタログより)
②-3 キャビネット付トイレ
後ろにキャビネットをつけ、その中にタンクを隠しているタイプのトイレです。タンクレストイレのような見た目で、掃除用具やトイレットペーパーを収納しておけるのでトイレ全体もスッキリと見せることができます。
(図:LIXILカタログより)
トイレを交換するなら、内装も一緒に
トイレの交換をする際に便器を取り外すと、見えていなかった床の汚れが見えてきます。せっかくトイレを新しいものに交換するなら、内装も一新させてみませんか?クロスや床も経年劣化によって汚れなどがつくものです。トイレ交換のタイミングで内装リフォームを行う方も多いです。
今まで匠工房で施工していただいた施工事例と共にご紹介します。
①壁のリフォーム
【キレイが続くトイレへ】 | 【生まれ変わった!スタイリッシュなトイレ】 | 【モザイクタイルで可愛らしいトイレへ】 |
他にも、消臭や調湿効果のあるクロスやエコカラットを施工することも可能です。
②床のリフォーム
トイレの床は、他のお部屋に比べて水分や汚れが飛び散りやすいですよね。そこでトイレの床にはお手入れのしやすい素材のものがオススメです。
オススメさせていただいているのは「クッションフロア」。水や汚れがしみ込みにくく、ふき取りやすいので洗面所にもオススメしている床材です。色や柄も多種多様なので、トイレ全体のトータルコーディネートを楽しむことができます。
それでは匠工房の施工事例をご紹介します。
【楽しむトイレのコーディネート】 | 【トイレをイメチェン☆】 |
いかがでしたか?
トイレは狭いからこそ、少し思い切ったコーディネートを楽しめる空間です。是非、トイレ交換と一緒に内装リフォームも楽しんでくださいね。
次回は、「失敗しないトイレリフォームのポイント」をご紹介します。