和室をイメチェンする方法|和室の活用リフォーム術






こんにちは!滋賀のリフォーム店 匠工房の田中明美です。


今週も「和室の活用リフォーム術」についてご紹介いたします!


前回は、和室から洋室へリフォームするときのポイントについてお話しいたしました。


今回は、和室をそのまま和室としてリフォームする場合についてお話しいたします。


和室の維持のための費用は、洋室よりもかかりやすいため、最近では和室から洋室へのリフォームが増えてきています。


しかし、和室には和室の良さがあります。



和室の良さとは?



日本人が昔から慣れ親しんできた和室。和室ならではの良さもたくさんあります。


・畳には調湿効果があり、夏は涼しく冬は暖かく過ごすことができる


・畳の材料であるイグサには殺菌作用をもつ芳香成分が含まれおり、空気を浄化しリラックスすることができる効果がある


・ちょっと横になって休みたいとき、フローリングだと硬すぎるが畳だと気持ちがいい


・大人数の来客に対応できる。ダイニングテーブルだと座れる人数が限られるが、和室だと地べたに座ってもらうことができる


長い間手入れができずにいた和室を、和室として活かしてリフォームしたいですよね。



どのようなリフォーム方法があるでしょうか?



・畳のデザインを変える

 畳にも種類があります。一般的なイグサを使用した畳ではなく、和紙やポリプロピレンなどを原料として使用して
 いる化学畳もあります。イグサの畳より風合いは劣りますが耐久性に優れているのが特徴です。

 また、今の畳は一般的な長方形の畳だけでなく正方形の琉球畳や変形型の畳などデザインに富んでい
 ます。色も多様化しており黒や赤など、好みにあった畳を選ぶことができます。


・壁をリフォームする

 壁ひとつで和室の雰囲気は大きく変わります。壁材にも種類があり、それぞれに異なった機能性があります。


  1.クロス:様々な色や柄があるので、和室に合うものをセレクトすることができます。お手入れの手間があま
   りかからず、コストが低いのもメリットです。クロスからクロスへのリフォームは低予算で可能ですが、聚楽
   や漆喰からクロスへリフォームする場合は、初期費用が多少かさみます。

  2.聚楽(じゅらく):聚楽は自然素材によってできている壁材です。調湿効果が高く、防火性にも優れているた
   め、万が一の火事の際には燃え広がりを防いでくれます。一方で、時間が経つにつれてぽろぽろと落ちやすく
   なり、お手入れが難しいのも特徴です。

  3.珪藻土:最近はお風呂マットやコースターなどにも使われ人気を呼んでいる珪藻土。調湿性・耐火性に優れて
   おり有害物質を含まないため安心です。一方でお手入れが大変でコストがかかってしまうのがデメリットであ
   るといえます。

  4.漆喰:自然素材で和室らしい風合いを作り出してくれます。防火性・耐久性に優れ、防音性にも秀でていま
   す。調湿性には劣りますがカビが生えにくい壁材です。一方でコストがかかる・ヒビが入りやすいのも特徴の
   一つです。



床と壁を変えるだけで、素敵な和モダン和室に



匠工房でも和室のリフォームを多数施工してまいりました。その一部をご覧ください。


【物置だった離れを、和モダン趣味スペースに】 【癒しの空間と将来性のある空間づくり】
和モダンリフォーム 和モダン和室リフォーム

いかがでしたか?


放置気味の和室が気になっている方は、是非一度イメチェンリフォームをご検討ください。


次回は「①リフォームとリノベーションの違い|リフォーム基礎知識」についてお話しいたします。





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