畳の種類と選び方のポイント|あなたの疑問にお答えします!





こんにちは!滋賀のリフォーム店 匠工房の馬渕翼です。今回は、畳についてお話しします。畳にも様々な種類があり、選ぶ畳によって和室の雰囲気がガラリと変わります。畳の種類や選び方について学んでいきましょう!



1.畳表の種類

1-1.国産表


畳の表部分を畳表と呼び、3つの種類に分かれています。 国産表は、日本の品質の高いイ草を使用しています。弾力性と耐久性が高く、色むらや変色も少ないのが特徴です。イ草の良い香りと手触りの良さが魅力です。

1-2.中国表


一般的なお家で使用されている畳は中国表です。国産表に比べ耐久性や弾力性が劣るものの、価格が安いことから多く使用されています。

1-3.化学表


化学畳はイ草ではなく樹脂や和紙を使った畳です。イ草のような風合いや香りはありませんが、お手入れが簡単で傷みにくく、ダニやノミの発生を抑えられることから、最近は化学表を採用する方も多くなっています。

2.畳床の種類

2-1.わら床


畳床は畳表を取り付ける土台のことをいいます。昔はわらを使用していました。足あたりがよく、断熱効果や保湿効果もあります。調湿効果も高く、機能性が高いもののお手入れが必要な種類です。

2-2.サンドイッチ畳床


わらとポリスチレンフォームがサンドイッチされた畳床のことをいいます。わら床より軽量な上、耐久性にも優れているのが特徴です。

2-3.建材畳床


わらを使わず、化学繊維が使われた畳床です。ダニなどの害虫が発生しにくく、断熱効果も発揮します。量産が可能なため安価で、もっとも一般的に使用されている種類です。

3.畳のサイズ



京間や江戸間、といった言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。これは畳のサイズのことを表現する言葉です。地域によって畳のサイズが異なり、これは畳の元となる単位「一間」の長さが時代と共に変化したことが1つの理由です。


安土桃山時代では一間=6尺5寸でしたが、江戸時代では6尺となりました。また、地域によって家の建て方も異なっていたため、畳サイズも地域によって違いが生じたそうです。

西日本は京間=約1.82㎡、東海エリアは中京間=約1.66㎡、北海道から関東エリアは江戸間=約1.55㎡となっています。1枚のサイズはそれほど違いがありませんが6畳ほどになってくると違いが良くわかってきます。ご自宅の和室の大きさに合わせた畳を選ぶようにしましょう。



4.畳の寿命



畳は経年劣化もする消耗品です。一般的には10年単位で交換が必要だと言われています(畳床は20年ほど)。 例えば、日焼けして畳の色が黄色っぽくなってくると交換のサインです。また、カビやすり傷が増えてきたなと思ったら、交換を検討してください。さらに、畳の上を歩くとボコボコとしたり、ギシギシと音が鳴ったときも交換の目安となります。


5.畳リフォームの方法

5-1.裏返し


一番簡単な方法で、畳の表と裏をひっくり返すだけの方法です。5年ほどすれば日焼けなどで畳の色が変わってしまいます。そこで裏返しをすることで裏のキレイな畳の面を表に出すことができます。

5-2.表替え


裏返しを行なって、両面日焼けをしてしまったり古くなってしまった場合は畳表を新しく張り替えます。これが表替えです。裏返しの次に安価に行なうことができるリフォームです。


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畳リフォーム|滋賀のリフォーム店 匠工房



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5-3.新調


畳床も当然劣化していきます。基本的には20~30年ほどが寿命であると言われています。床がボコボコするなと感じたらそのサインです。畳を丸ごと新調し、リセットしましょう!


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6.畳を長持ちさせるには?



畳は消耗品だとお伝えしましたが、できるだけ長く使用したいですよね。畳の劣化を防ぐのは日頃のお手入れです。 日頃から畳の目にそって掃除機をかけたり、乾いた雑巾で乾拭きをするようにしてください。濡れた雑巾は畳には悪影響なので注意が必要です。


また、少し大変ですが晴れた日に畳を干すことも有効です。風通しを良くなり湿気やカビ、ダニの防止につながります。しかし、直射日光に干してしまうと日焼けの原因になりますので注意してください。



7.まとめ


・イ草にこだわりがないのであれば、主流になってきた樹脂などの化学表がオススメ


・イ草の畳は日頃のお手入れが大事






















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