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二世帯住宅を検討中の方へ｜リノベーション
こんにちは！滋賀のリフォーム店 匠工房の岩城貴彦です。今回は二世帯住宅についてお話しします。
核家族での居住がほとんどの中、二世帯住宅をご希望される世帯は一定数いらっしゃいます。ご実家に戻られる娘さんや息子さん家族のために、お家をリノベーションしたいという相談もいただきます。
そこで今回は二世帯住宅の種類やメリット、リノベーションをする上でのポイントについてお話しします。
二世帯住宅の種類
二世帯住宅といっても、ライフスタイルによって種類があります。それぞれにメリットとデメリットがあるので、暮らし方にあった形を選択してください。
・完全同居型 
完全同居型とは、世帯ごとにお風呂やトイレを別で作らずに、１つの世帯として住む形をとるお家のことをいいます。
お風呂やトイレを新世帯用に新設する必要がないので費用を抑えることができます。ただし、入浴の待ち時間が長いのが嫌な方や、各世帯のプライバシーを守りたい方にはあまり向かないタイプです。
・完全独立型 
玄関から水廻りを全て完全に分け、「同じ建物に住んでいる」ものの、各世帯のプライバシーをしっかりと守ることができるのが完全独立型です。気をつかわず生活ができつつ、必要なときやいざという時はすぐに駆けつけられるところも魅力的です。
一方、水廻り一式をすべて新設したり、部屋数などを確保しなければならない点から、元々広いお家か、増築をしなければならない場合もあり、費用の面ではデメリットも大きいです。
・部分共有型 
完全同居型と完全同居型のいいところ取りが部分共有型です。玄関やリビングは共有で、お風呂とトイレだけは別、など暮らし方によって合わせることができます。完全独立型では費用がかかりすぎる方などに向いています。
二世帯住宅のメリット
・お子さまの面倒を見てもらいやすい
小さなお子さまが子世帯にいる場合、急なことがあっても親世帯にお子さまの面倒を頼みやすいのは魅力的ですね。
・介護がしやすい
親世代の介護が必要になるとき、離れて暮らすと通ったりする手間や時間がかかります。二世帯住宅ならそういった負担を減らすことができます。急なことがあっても、すぐに対応することができます。
・経済的に節約できる部分が増える
共有部分が多いお家だと光熱費が節約しやすくなります。親世代の所有地に二世帯を建てたりリノベーションをするなら、資金面も抑えられる可能性が高いです。自治体によっては補助金が出ることもありますので、是非調べてみてください。
二世帯住宅のデメリット
・プライバシーの問題
同じお家に住むことになるので、プライベートは少なくなってしまいます。完全独立型であればそこまで気にすることもありませんが、そうでない場合は慣れるまで多少のストレスを感じることがあるかもしれません。
・生活リズムのズレ等によるストレス
例えば、親世帯と共働きの子世帯では当然生活リズムが違ってくると思います。家族だからこそ時間帯に気を使った生活を送らなければならない可能性もありますね。
二世帯住宅を計画する上で大切なこと
・世帯同士でしっかり話し合いを
デメリット部分で後悔しないためにも、世帯同士で事前にしっかり話し合い、家事分担や生活リズムのすり合わせ、また予算などを決めておく必要があります。後々のトラブルにならないよう、話し合いと譲り合いが大切です。
また、二世帯住宅の種類をどれにするのかも重要です。予算が変わってくることはもちろんのこと、生活の仕方やプライバシーについても変化しますのでしっかりと話し合ってください。
・増築をする場合は建蔽率や容積率などに注意
二世帯住宅にするために増築をお考えの場合は、敷地に対して建物面積がどのくらいを占めるのかを確認する必要があります。建蔽率や容積率の上限が決まっているからです。
また、10㎡以上の増築の場合、建築確認申請が必要なので時間とお金が必要です。リフォーム業者がしっかりと確認作業を行ないますが、こういった可能性があることを知っておくは大切です。
いかがでしたか？
メリットも大きい二世帯住宅ですが、事前にしっかりと家族での話し合い、リフォーム業者と打ち合わせをすることが大切です。
匠工房でも二世帯住宅のリノベーションを承っております。お気軽にお問い合わせください。
最後に施工事例をご紹介します。
| 【火のある暮らしでぬくもりのある時を愉しむ】 | 【新しい家族・新しい家づくり】 |
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次回は食洗機についてお話しします。
