和室から洋室へリフォームする|和室の活用リフォーム術
- 投稿日:2022年 1月24日
- テーマ:和室リフォーム
こんにちは!滋賀のリフォーム店 匠工房の岩城貴彦です。突然ですが皆さん、和室ってどう使ってますか?昔はキッズスペースとして、客間として、子供部屋として...と様々な用途で使っていたけど、今はほぼ使っていなくて物置状態...という方も多いのではないでしょうか?今回は、和室を洋室にリフォームするポイントについてお話しします。使わなくなった和室を洋室へリフォームして有効活用しましょう!
1.和室を放置するデメリット
和室を手入れなしで放置するとどうなるのでしょうか?
・畳は日焼けしやすく、汚れも落ちにくいため、変色してくる
・ダニなどの害虫の温床になる
・畳によく使われるイグサは、調湿機能があるが放置すると水分を吸い続けカビが生えやすくなる。壁や押し入れもカビが生えやすい。
・襖や障子は破けやすく、張替えも面倒になり途中から放置しがち。
上記から分かるように、和室は洋室に比べてお手入れが少し大変、また維持費がかかるといった理由から、和室から洋室へとリフォームしたいというご相談が増えてきています。では、和室から洋室へリフォームするメリットはなんでしょうか?
2.和室を洋室へリフォームするメリット
和室を洋室にリフォームするメリットはなんでしょうか?
・和室に比べて掃除が楽で、ダニやカビも発生しにくい
・跡がつきにくいので、家具が置きやすい
・LDKと隣接している場合、LDKと一体化させて利用できる
和室より洋室の方がメンテナンスが楽で部屋としての利用の幅が広がりそうです。家具などが置きやすいので、ベッドや机を置いて子ども部屋として利用することもできます。
3.和室を洋室へリフォームするポイント
3-1.壁
和室から洋室にリフォームする場合、単純に畳からフローリングに変えるだけでは少し違和感を感じる場合があります。それは和室と洋室では、壁や天井の作りが違うからです。
一般的に、和室は柱などが見える「真壁仕様」であることが多いです。単純に床だけを変えると「和室感」が抜けないと感じることも...そこで、壁を洋室と同じように柱を壁紙で見えなくする「大壁仕様」にリフォームすることをおすすめします。
当然、下地から施工することになるので金額は上がってしまいます。しかし、最近は和と洋の融合、【和モダン】が流行っておりますので、あえてそういうお部屋として仕上げるのも素敵ですね。
真壁・大壁について詳しい記事はこちら
真壁 | 大壁 |
3-2.天井
皆さんのお家の和室の天井はどのようになっていますか?
普通のクロスではなく、板が貼ってあったり木を格子状に組んであったりするお部屋が多いのではないでしょうか?
木目が出ていて、一番和室らしさが出ている部分であるとも言えます。
したがって、畳をフローリングに変えただけでは違和感も大きいかもしれません。
塗装をしたり、クロスを貼ると一気に洋室らしい雰囲気になります!
和室を洋室に変更するときは、天井のリフォームも是非ご検討ください。
施工前 | 施工後 |
3-3.収納
和室に収納があるとすれば、それは押し入れ。しかし、洋室にしたい場合あなたならどうしたいですか?
こちらもお施主様の好み・使い勝手によると思います。クローゼットへリフォームするもよし、襖だけ洋風のものに変えるもよしです。
施工前 | 施工後 |
3.匠工房の施工事例
最後に匠工房の和室から洋室へリフォームした施工事例をご覧ください。
【断熱性向上計画!】 |
|
5.まとめ
・和室は放置するとダニやカビの温床に!
・和室をリフォームする際は、壁や天井をどうリフォームするかで雰囲気が変わります!