【屋根リフォーム】カバー工法の3つのメリットとデメリット|外壁・屋根リフォーム





こんにちは!滋賀のリフォーム店 匠工房の亀田一樹です。前回は屋根リフォームの葺き替えについて詳しくお話ししました。今回は屋根リフォームのもう一つの方法、カバー工法についてお話していきます。



1.カバー工法とは?


カバー工法とは、既存の屋根はそのままで、上から新たな屋根を被せる工法のことをいいます。同じ意味で「重ね葺き」「カバールーフ工法」と呼ぶこともあります。カバー工法の工程やメリット・デメリットについても見ていきましょう。



2.カバー工法の工程


①ルーフィングシートを敷き詰める
屋根 カバー工法 防水|滋賀のリフォーム店 匠工房


既存の屋根の上からルーフィングシートを敷き詰めます。ルーフィングシートとは防水シートとも呼ばれ、雨漏りを防ぐ重要な部材です。既存の屋根があるとは言え、上からしっかり貼っていきます。




②板金を取り付ける 屋根 カバー工法 板金|滋賀のリフォーム店 匠工房


屋根の外回りに板金を取り付けます。板金には、雨水が侵入しないようカバーをする役割があります。





③屋根材を貼り付ける 屋根 カバー工法|滋賀のリフォーム店 匠工房

屋根材を貼っていきます。最後に棟にも板金を取り付けて終了です。足場工事などを含めて7日~10日ほどで工事が完了することが一般的です。




3.カバー工法のメリット

3-1.費用が抑えられる

カバー工法は葺き替え工事に比べると費用を抑えることができます。葺き替え工事では、既存の屋根の処分費や新しい屋根の下地などから費用が必要になるからです。カバー工法は既存の屋根は残したまま行なうので、処分費がかかりません。そのため費用を抑えることができるのです。


3-2.断熱性と遮音性が上がる

カバー工法により屋根が2重になるので、断熱性と遮音性が向上します。断熱材が入っている屋根材なら、より断熱性を向上させることができます。しかし、お家の断熱性を向上させたいという目的なら、既存の屋根部分の断熱性能も見直した方がいいでしょう。断熱材が入っていなかったり経年劣化により傷んでいたりする場合は新しい断熱材を入れることをオススメします。


3-3.工期が短い

屋根の葺き替えは3週間ほど工期が必要ですが、カバー工法は2週間ほどで工事が終わります。できるだけ工期を短くしたい場合はカバー工法で検討してみてください。ただし、屋根リフォームの場合は同じく足場が必要な外壁塗装を同時に行なうことも多いです。外壁塗装も同時に行なう場合は上記で述べた工期以上にかかる場合もありますので、注意が必要です。

4.カバー工法のデメリット

4-1.カバー工法ができない場合がある

カバー工法はすべてのお家の屋根にできるわけではありません。既存の屋根の上から新しい屋根をかぶせるため、瓦屋根のお家に施工することができないのです。ご自宅の屋根材によっては葺き替えしかできない可能性があるので、確認してみましょう。


4-2.葺き替えのように屋根が新しくなるわけではない

葺き替え工事は下地から屋根を新しくしますが、カバー工事は上からかぶせるだけになるので下地部分が新しくなるわけではありません。雨漏りなどで下地が劣化していたりする場合はカバー工法をしても根本的な解決にはなりません。10年、20年度後の塗装などのメンテンナンスは引き続き必要となります。屋根の状態をプロに診断してもらい、カバー工法でも問題ないかどうか、判断してもらうようにしましょう。


5.まとめ

・カバー工法は工期が短く費用も抑えられますが、屋根の素材や状態によってはオススメできない場合があります


・まずは無料診断を行ない、最適なプランを提案してもらいましょう!

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