購入希望者が見学に来る際の心得
- 投稿日:2024年 8月15日
- テーマ:不動産売買
ご売却を成功させるためには、見学に来た購入希望者に良い印象を持ってもらうことが大切です。ちょっとした気遣いやマナーが、満足のいく売却につながるかもしれません。
そこで、購入希望者がお客様のお宅を見学に訪れた際の、ちょっとした心得をまとめました。ぜひ、ご参考にしてください!
家の外、中ともに清掃は念入りに。第一印象が大切
購入希望者が見学に来る前に、部屋や床を整理・掃除し、特に玄関や門扉は念入りに清掃して、良い第一印象を与えましょう。玄関には靴を置かず、マンションならポーチも片づけておきます。新しいスリッパの準備も喜ばれます。
主婦の方は特にキッチンや浴室の清潔さを気にしますので、レンジや換気扇、浴槽やトイレの汚れを除去し、清潔感をアピールしましょう。匂いや湿気にも注意し、窓を開けたり換気扇を使って換気します。
見学時には全ての照明をつけ、明るくした方が良い印象を与えます。古い照明器具や電球は交換し、日中の明るい時間帯にカーテンやブラインドを開けて、開放感を演出しましょう。
家の匂いにも注意が必要です。特にペットや喫煙者がいる場合、カーテンやカーペットの洗濯、エアコンの清掃を行い、快適な環境を整えておきます。
アピールポイントは事前にまとめ、補修や収納の整理までしっかりと
見学者からの質問に備え、周辺のスーパーや学校、交通機関の場所や所要時間を把握し、住まいや環境の長所も整理しておきましょう。小さな修繕も重要です。障子やふすまの補修、畳の焦げ跡など、見学者に悪い印象を与えないようにしましょう。
また、見学者は収納スペースの大きさにも注目します。押入れやクローゼットは整理し、余裕を持たせておくと良い印象を与えます。物が多すぎる場合は、早めに処分や一時預かりを検討しましょう。
お庭や外壁、バルコニーまで配慮を
一戸建ての場合、庭も重要なポイントです。粗大ゴミや雑草が放置されていると印象が悪くなるため、早めに処分や草取りを行いましょう。外壁の汚れもマイナス要因になるので、清掃や補修を行うことをおすすめします。
また、バルコニーやベランダも清掃を忘れず、整理整頓しておくと良いでしょう。