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意外と盲点!屋根リフォームにまつわるアレコレを徹底解説!
- 投稿日:2024年 10月20日
- テーマ:外壁・屋根リフォーム
こんにちは!滋賀県全域で注文住宅・リフォーム・不動産事業を展開している匠工房です。 本日のテーマは、「屋根リフォーム」です。
屋根リフォームは、家の維持管理において重要な要素ですが、多くの人にとっては後回しにされがちです。しかし、屋根の劣化は家全体に大きな影響を及ぼすため、早めの対応が重要です。この記事では、意外と見落とされがちな屋根リフォームに関するポイントを徹底解説します。屋根リフォームを検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.屋根リフォームの種類
1-1.塗装リフォーム(再塗装)
塗装リフォームは、屋根材の表面に防水や耐候性を持たせるために塗料を塗り直す方法です。特に、スレートやトタンなどの金属屋根に適しています。屋根材が比較的良好な状態で、塗膜が劣化している場合に効果的です。
<メリット>
屋根の防水性・耐久性を向上させる
見た目を新しく美しくする
比較的低コストで施工可能
<デメリット>
屋根材そのものが劣化している場合、効果が限定的
再塗装が必要になる頻度がある(10~15年程度)
<施工費用>
一般的に20万~50万円程度(屋根の広さや塗料の種類に依存)
1-2.カバー工法(重ね葺き工法)
カバー工法は、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねて取り付ける方法です。古い屋根材を撤去せずに施工できるため、工期が短く、廃材処理コストも削減できるのが特徴です。スレート屋根やアスファルトシングルに向いています。
<メリット>
工期が短く、コストを抑えられる
廃材処理が不要なため、環境に優しい
断熱効果が高まることもある(屋根が二重になるため)
<デメリット>
古い屋根材が劣化している場合は適さない
屋根が重くなるため、建物の構造に負担がかかる可能性がある
<施工費用>
50万~100万円程度
1-3.葺き替え工法
葺き替え工法は、古い屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材に交換する方法です。屋根全体が劣化している場合や、下地材に問題がある場合に実施されます。瓦屋根やスレート屋根など、幅広い屋根材で行われるリフォームです。
<メリット>
屋根全体が新しくなるため、耐久性・防水性が大幅に向上
下地の修繕も同時に行うことができ、構造的な問題も解消できる
長期的にメンテナンスが不要になるケースが多い
<デメリット>
費用が最も高額になる
古い屋根材を撤去するため、工期が長くなる
廃材処理が発生する
<施工費用>
100万~200万円以上
1-4.棟板金交換
棟板金は、屋根の頂点部分に取り付けられる金属部品で、風雨から屋根を保護します。棟板金が錆びたり、外れたりした場合、その部分を交換するリフォームです。特に、金属製の屋根やスレート屋根に多いトラブルです。
<メリット>
局部的な修理なので、費用が比較的安価
早期に対処すれば、屋根全体のリフォームを避けられる
<デメリット>
交換部分が小さいため、他の部分に問題がある場合は対処できない
長期間放置すると、より大規模なリフォームが必要になる
<施工費用>
5万~20万円以上
1-5.防水シート張り替え
屋根材の下には、雨水の侵入を防ぐための防水シート(ルーフィング)が敷かれています。防水シートが劣化して雨漏りが発生した場合、このシートを張り替えるリフォームが必要です。防水シートが劣化している場合は、屋根材の劣化よりも深刻な問題に繋がることがあります。
<メリット>
雨漏りを根本的に防ぐことができる上
屋根材自体が良好な場合、下地だけの交換で済む上
<デメリット>
下地の交換作業のため、部分的な屋根の撤去が必要上
交換に手間がかかるため、費用が高くなることがある上
<施工費用>
30万~80万円以上
1-6.雨樋(あまどい)の交換・修理
屋根からの雨水を排水する雨樋が劣化している場合、交換や修理を行うことも屋根リフォームの一部です。雨樋が詰まったり、破損していると、雨水が家の外壁や基礎に流れ込み、建物にダメージを与えることがあります。
<メリット>
屋根全体ではなく、雨樋だけの修理で済む場合がある
雨水の排水が改善され、外壁や基礎のダメージを防げる
<デメリット>
部分的なリフォームだと他の問題を見逃す可能性がある
<施工費用>
10万~30万円以上
2.リフォームのタイミング
2-1.屋根材の耐用年数に基づいたタイミング
屋根材にはそれぞれ耐用年数が設定されています。これを目安にして、耐用年数が近づいた時期にリフォームを検討することが重要です。以下に、代表的な屋根材の耐用年数を挙げます。
スレート屋根:20~30年程度
スレートはコストパフォーマンスが良い反面、耐久性がそこまで高くないため、20年を過ぎたら点検を行い、30年程度でリフォームを考えるのが一般的です。
ガルバリウム鋼板屋根:30~40年程度
ガルバリウム鋼板は、錆びにくく耐久性が高い金属屋根材ですが、年数が経つと塗装が劣化し、錆びが発生することがあります。定期的な塗装メンテナンスが必要です。
瓦屋根:50年以上
瓦は非常に耐久性が高く、基本的には長期間メンテナンスが不要です。しかし、漆喰や棟部分の補修が20~30年ごとに必要な場合があり、定期的な点検が求められます。
2-2.気候条件や環境に影響される劣化
屋根材の劣化は、使用年数だけでなく、気候条件や環境にも大きく左右されます。例えば、海に近い地域や雪が多い地域では、塩害や積雪の重みで屋根が早く劣化することがあります。
塩害がある地域:海沿いの家では、塩分による金属の腐食が進行しやすいため、特に金属屋根材(トタンやガルバリウム鋼板)は定期的な点検とメンテナンスが必要です。
積雪地域:雪の重みや雪解け水によるダメージが屋根に加わるため、積雪地域では屋根材の強度や防水性能を重視したリフォームが重要です。
2-3.定期点検の結果に基づくタイミング
屋根は外から見えにくく、劣化が進んでも気づきにくい部分です。そのため、定期的な点検が必要になります。特に、以下のサインが見られる場合は、リフォームを検討するタイミングです。
屋根材のひび割れや浮き:スレートや瓦がひび割れたり、浮き上がっている場合は雨漏りの原因となるため、リフォームの必要があります。
雨漏り:天井や壁にシミができたり、漏水が確認できた場合は、屋根材だけでなく防水シートや下地材の劣化が進行している可能性が高いです。
塗装の剥がれや色あせ:金属屋根やスレート屋根では、塗装が劣化することで防水性能が低下し、錆や劣化が進行します。色あせや塗装の剥がれが見られたら、再塗装を含めたリフォームを考えましょう。
2-4.災害後の点検とリフォーム
強風や台風、地震などの自然災害後には、屋根にダメージがあることが多いです。目視で確認できなくても、屋根材が浮いていたり、固定が緩んでいたりすることがあります。こういった状況を放置すると、次の風雨で雨漏りが発生するリスクが高まります。災害後は速やかに点検を依頼し、必要に応じてリフォームを検討しましょう。
2-5.リフォームの費用や生活計画に合わせたタイミング
屋根リフォームは大きな出費になるため、住宅の寿命やライフプランに合わせて計画的に行うことも重要です。例えば、10~20年後に住宅の全面リフォームを予定している場合、それに合わせて屋根もメンテナンスやリフォームを行うと、効率よく住まいを保つことができます。
3.費用を安く抑えるコツ
3-1.複数の業者から相見積もりを取る
屋根リフォームの費用は、業者によって大きく異なることがあります。複数の業者から見積もりを取ることで、適正価格を把握し、無駄なコストを避けることができます。また、業者同士の競争を利用して交渉の余地を作ることもできます。
ポイント
3社以上から見積もりを取る:業者ごとのサービスや価格、提案内容を比較するため、最低でも3社以上の見積もりを取ると良いでしょう。
詳細な内訳を確認:見積もりには、材料費、工事費、廃材処理費などが含まれているか確認し、何にどれだけ費用がかかるのかを把握することが大切です。
3-2.カバー工法(重ね葺き)を検討する
カバー工法(重ね葺き)は、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねて施工する方法です。屋根材を撤去する手間が省けるため、費用を安く抑えられるだけでなく、工期も短縮されます。また、廃材処理費用がかからない点も大きなメリットです。
カバー工法のメリット
屋根の撤去費用や廃材処理費用が不要
工期が短縮できるため、人件費が安くなる
二重構造になるため断熱効果が高まることがある
注意点
カバー工法は屋根が二重になるため、建物の構造や重さに耐えられるか確認が必要です。また、下地が劣化している場合には適さないため、事前に専門家の診断が必要です。
3-3.定期的なメンテナンスで大規模リフォームを防ぐ
大規模なリフォームを避けるためには、日常的なメンテナンスや小さな修繕を怠らないことが重要です。定期的に点検を行い、問題が小さいうちに対処することで、修理費用を大幅に抑えることができます。
具体的なメンテナンス方法
定期点検:5年~10年ごとに専門家に屋根を点検してもらい、問題を早期に発見する。
塗装リフォーム:屋根材が劣化する前に定期的に塗装することで、屋根材の寿命を延ばし、葺き替えの頻度を減らす。
3-4.補助金や助成金を活用する
自治体や国から提供されている補助金や助成金制度を活用することで、リフォーム費用を大幅に削減できる場合があります。特に、エコリフォームや耐震リフォームなど、省エネや安全性向上を目的としたリフォームには、補助金が利用できるケースがあります。
補助金活用のポイント
自治体の補助金制度を確認する:住んでいる地域の自治体が提供するリフォーム支援制度や助成金制度を調べましょう。
エコリフォームや耐震リフォームを検討する:太陽光パネルの設置や断熱材の導入、耐震補強を伴うリフォームは、補助金の対象になりやすいです。
3-5.リフォーム時期を工夫する
リフォーム業界にも繁忙期と閑散期が存在します。繁忙期に依頼すると、工事が混み合うため費用が高くなりがちですが、閑散期に依頼すると割引や特別サービスを受けられることがあります。
一般的な繁忙期
春・秋が繁忙期:気候が安定している春や秋はリフォーム業者の繁忙期になるため、依頼が集中しやすく、価格が上昇する傾向があります。
梅雨や冬の閑散期を狙う:梅雨や寒冷期は天候不良の影響でリフォーム業者の仕事が少なくなるため、この時期に依頼することで割安になることがあります。ただし、雨漏りなどの問題がある場合は、急なリフォームが必要になるため、時期にこだわらない方が良いケースもあります。
3-6.長期保証の確認と活用
屋根リフォームの業者によっては、長期保証を提供しているところがあります。最初の工事費用が少し高くなる場合もありますが、長期的にメンテナンスや修繕費用がカバーされる場合があるため、結果的にトータルコストを抑えることができます。
長期保証の活用方法
保証内容をよく確認:工事後にどの範囲まで保証されるのか、無料のメンテナンスや再修理が含まれるかを事前に確認しましょう。
保証のある業者を選ぶ:少し高めでも、保証期間が長い業者を選ぶことで、将来的な費用を削減できることがあります。
3-7. 自分でできるメンテナンスを行う
簡単な掃除や点検は自分で行うことで、業者に依頼する頻度を減らすことができます。例えば、雨樋(あまどい)の掃除や、落ち葉やゴミの除去は定期的に行うことで、雨漏りや屋根のダメージを防ぎ、リフォームが必要になる時期を延ばせます。
自分でできること
雨樋の詰まりをチェックして清掃:詰まりを防ぐことで雨水の流れが良くなり、屋根や外壁へのダメージを減らせます。
屋根の表面を遠目で確認:ひび割れや浮き上がりがないか目視で確認し、異常があれば早めに業者に相談しましょう。
3-8.耐久性の高い屋根材を選ぶ
最初のリフォーム費用を抑えることだけでなく、耐久性の高い屋根材を選ぶことで、長期的なメンテナンス費用や再リフォームの回数を減らすことができます。例えば、瓦やガルバリウム鋼板は初期費用が高いものの、メンテナンス頻度が低く長寿命です。
耐久性の高い屋根材例
瓦屋根:50年以上の耐用年数があり、定期的なメンテナンスを行えば非常に長持ちします。
ガルバリウム鋼板:錆びにくく、軽量で耐久性が高いため、特にメンテナンスコストを抑えたい場合に有効です。
4.【リフォーム事例紹介】
ここで、匠工房が実際に施工した、リフォーム事例をご紹介します!
屋根リフォームをご検討中の方は、是非ご自身の家や要望と照らし合わせて参考にしてみてください。
<<もう雨漏りの心配なし!>>
before | after |
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✔️費用 :102万円
✔️工期:5日
✔️リフォーム箇所:屋根、外壁
お客様のお悩み・ご要望
・お家を建ててから一度もメンテナンスしていなく、コーキングが割れているので直したい
匠工房より
コーキングが割れてあり、雨漏りの心配があったので、屋根の工事を優先的に開始。コーキングするにあたり、足場を組む必要があったので、ご一緒に外壁・屋根の塗装をご提案。雨漏りの心配のない、綺麗な屋根に仕上がりました。
5.匠工房ってどんな会社?
「住」を通してお客様とその家族を幸せにするパートナー
滋賀県リフォーム売上ランキングNO.1!国や滋賀県知事からも高い技術力を評価頂いている匠工房が、お客様に選ばれる7つの理由をご紹介します。
<理由1>
資格を持ったスペシャリストが最初から最後までワンストップ対応
大手ハウスメーカーでは、営業担当と施工担当が別々になっており、要望の伝達や契約が煩雑ですが、匠工房では資格を持ったリフォームの専門家が担当し、住宅診断からアフターフォローまで一貫して対応します。重要視しているのは、お客様の話をしっかり聞くこと。お客様の本当のニーズを理解し、それに基づいて提案することで、満足度の高いリフォームを実現します。お客様の要望を引き出すために、信頼性のある関係を築くことも大切にしています。
<理由2>
県内に9店舗展開しているので、近くてすぐに相談しに行ける安心感
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<理由3>
住まいのお悩みを解決!見学会や相談会などのイベントを開催
お客様の声に応えて、匠工房では住まいに関する悩みを解決するためのさまざまなイベントを開催しています。スペシャリストと直接相談できる相談会や、匠工房の家づくりを見て触れられる完成見学会、リフォームのポイントを学ぶ外壁塗装セミナーなど、定期的に様々なイベントを行っています。気軽に参加できるので、「どこに相談すればいいかわからない...」という方もぜひお越しいただいて、お住まいの悩みを解決しましょう。
<理由4>
新築・リフォーム・不動産"三位一体"でベストプランをご提案
匠工房は新築・リフォーム・不動産を一体化し、お客様の住宅に関するトータルサポートを提供しています。この一体化により、リフォームや新築、不動産の視点からお客様の要望に最適な提案ができます。例えば、リフォームを希望されても、お客様のライフスタイルや潜在的な要望を考慮して、新築や中古住宅のリノベーションなど、より理想的な提案を行います。新築・リフォーム・不動産の担当者が協力してお客様の要望を直接伺う三位一体の連携体制により、お客様の理想の実現に向けた最適な提案が実現可能です。
<理由5>
無駄を徹底的に削減して実現した適正価格プラン
匠工房はリフォームの価格について、お客様の負担を軽減し、高品質な施工を提供するために、適正な価格設定に注力しています。具体的には、大手メーカーと提携し、一括仕入れによって余計なコストを削減し、原価を抑えています。この提携はTOTOのリモデルクラブやパナソニックのわが家見なおし隊などで築かれた信頼関係により成り立っています。
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<理由6>
WEB掲載実績2,000件以上!高品質施工を追及し続けます
匠工房は滋賀県でお客様の要望に合った適正価格のリフォームを提供し、累計施工実績数は2,000件を超えました。これはお客様の信頼に支えられた結果で、匠工房は満足せずに高品質な施工を追求し続けています。サービスの品質を確認する「リフォーム覆面パトロール隊」や専門の職人を採用する職人制度などを導入し、お客様の要望に応えられるよう努めています。匠工房では高品質な施工とは、お客様の要望を120%叶えることだと考え、営業や設計士の対応もしっかり管理しています。スタッフ一同はこれからも日々研鑽し、全てのお客様により良いリフォームを提供していきます。匠工房は高品質かつ優れたデザインでリフォームコンテストでの受賞歴もあり、ジェルコデザインコンテスト全国大会最優秀賞やJACKリフォームコンテスト優秀賞など、メーカー主催のコンテストでも賞を受けています。
<理由7>
全施工に最後まで責任を!アフターフォロー充実で頂いた声は1,000件以上
匠工房では、全てのリフォームに最大10年の施工保証を提供しています。万が一施工中にトラブルが発生した場合でも、無償で修理を行います。お客様のご要望があれば、施工後にも迅速に調整や修理を行います。お客様満足度を最優先に考え、その姿勢が評価され、リフォーム後にもお客様からの相談が多く寄せられています。何かお困りごとがあれば、お気軽にご連絡ください。
匠工房はリフォーム瑕疵保険にも対応しており、施工後に発生した不備や住まいの性能に欠陥があれば、補修費用を保険で負担し、無償で修理します。また、リフォーム工事中や施工後には第三者の検査員(建築士)による現場検査を行います。万が一不備が見つかった場合は、お気軽にお知らせください。
6.お困りの際は是非ご相談ください!
屋根リフォームを進める際には、失敗しないためにも、まずは専門家に相談することが大切です。自分に合った間取りや設備を選ぶことで、より快適な住まいを実現することができます。匠工房では、リフォームに関するあらゆるニーズにお応えし、リフォームを成功に導くためのサポートを提供しています。
経験豊富な専門家が、予算、デザイン、工期に関するご相談から、素材の選定や最新のトレンドに基づいた提案まで、お客様のニーズに合わせトータルサポートをさせていただきます。お客様が求める理想の空間を共に築くためには、十分な計画とプロのアドバイスが不可欠です。
私たちと一緒に、理想のおうちを創り上げるための第一歩を踏み出しましょう。ご相談・お問い合わせはいつでも受け付けております。お客様のご要望にお応えできるよう、心を込めてサポートさせていただきます。どうぞお気軽にお声掛けください。